びまん性脱毛症の治療で、市販の育毛剤と病院処方の医薬品はどう違うの?

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女性の脱毛症であるびまん性脱毛症の治療を行う場合、医療機関での治療と、市販の育毛剤を使ったケアが選択肢に挙げられます。

市販の育毛剤と病院処方の医薬品がどのように違うかご存知でしょうか?

治療薬にも様々な効果効能を持つものがありますが、なかには女性にとって危険性の高いものもあります。

薄毛治療を行なうなら、事前に治療薬の効果や副作用に関する知識を抑えておきましょう。

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びまん性脱毛症(FAGA)とは?

びまん性脱毛症は、FAGA(女性男性型脱毛症)とも呼ばれる女性特有の脱毛症です。男性型脱毛症(AGA)の女性版と考えると分かりやすいかもしれません。

男性型脱毛症では、頭頂部や前頭部の髪の毛が細くなり、抜け落ちていくのが特徴です。いわゆるてっぺんはげ・M字はげといわれるものです。

これに対し、女性の脱毛症であるびまん性脱毛症は、頭部全体の髪の毛がまんべんなく抜け落ちていきます。男性の薄毛とは異なり全体的に薄くなっていくため、症状に気付きにくく、気付いたときには薄毛がだいぶ進行していることもあります。

びまん性脱毛症の主な原因は、ホルモンバランスの崩れです。

女性は年齢を重ねると女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが優位になります。すると、 男性のように体毛が濃くなったり、顔に髭のような濃い産毛が生えることがあります。このような変化の一つとして、男性型脱毛症のような薄毛が引き起こされるのです。

年齢的には30代後半から40代で発症する人が多いのですが、生活習慣や体質によっては早くから進行することもあります。

現在ではびまん性脱毛症を改善するための様々な治療法が確立されています。また、食事や生活習慣の改善等の正しい対処を行うことで、自然に完治することもあります。

詳しくは、びまん性脱毛症(FAGA、女性男性型脱毛症)とは?症状と原因、治療法についてをご覧ください。

びまん性脱毛症(FAGA)の治療に使われる主な医薬品

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びまん性脱毛症(FAGA)の治療には主に以下の治療薬が使われます。これらは育毛外来などの医療機関にて処方または施術されます。

パントスチン

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軽度のFAGAに効果があると言われているのが、パントスチンという治療薬です。

パントスチンの有効成分であるアルファトラジオールは、男性ホルモンのテストステロンがFAGAの原因である脱毛因子DHTに変わるのを抑制する効果があります。

ただし、パントスチンはDHTの抑制効果が弱いため、ある程度進行してしまったFAGAにはあまり効果がありません。

パントガール

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パントガールは医薬品とされていますが、配合されているのは主にケラチン・シスチン・ビタミンB・パントテン酸などといった栄養成分です。どちらかと言えば、薬というよりはサプリメントの性格が強いといえます。

女性の薄毛治療薬としては、安全性・信頼性は高いものの、治療費が高額になるというデメリットがあります。

ロゲイン

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ロゲインとは、発毛成分であるミノキシジルを配合した治療薬です。元々は血圧を下げるための血行促進剤として開発されたものですが、副作用として発毛効果があることが発見されました。

男性型脱毛症AGAの治療で使われており、女性でもFAGAの治療に使われる場合があります。ただし、女性向けの治療薬では男性用よりもミノキシジルの割合が少なくなっています。

副作用としては、顔やおでこ、目の周辺、口のまわり、耳などの体毛が濃くなることがあります。女性でも髭のような濃い体毛が生えることもあるため、使用には十分な注意が必要です。

育毛メソセラピー

育毛メソセラピーは、注射により、直接頭皮の皮下細胞に薬剤を注入する方法です。医療機関によって、また患者の体質によって薬剤の配合は異なります。

育毛メソセラピーは高い効果が得られる反面、治療費も高額になります。薬剤をピンポイントに注入することができるため、最も確実性が高く、効果が期待できる方法です。治療は複数回にわたって行う必要があります。

デメリットは、医薬品の処方と比較すると治療費が高額になるという点です。1回の注射で5〜10万円程度の費用がかかります。

女性は触れるだけでも駄目!プロペシアの副作用について

男性型脱毛症の治療薬としては、プロペシア(フィナステリド)が使用されています。しかし、女性の場合は副作用が起こる危険性から、プロペシアを服用する事が出来ません。

特に妊娠中の女性は、薬に触れることすら禁忌とされています。これは、胎児が男の子だった場合に生殖器に異常が出る恐れがあるためです。

妊娠していない場合でも、婦人科系の病気が起こる危険性があるとされています。

軽い気持ちで旦那さんの育毛剤を拝借して、取り返しのつかない事態になることも。『男性用』と表記されている育毛剤や治療薬は、絶対に使用しないようにしてください。

市販の女性用育毛剤と医薬品はどう違うの?

病院で処方される育毛剤は『医薬品』です。また、市販の女性用育毛剤の多くは『医薬部外品』に指定されています。

医薬品、医薬部外品、化粧品は薬事法によって分類されています。

医薬品とは、病院で医師が処方する薬や、薬局で市販されている薬のことで、配合されている有効成分の効果が認められているものを指します。病気の治療や予防効果があるため、厳密に用法・用量を守って使用することが求められます。

医薬部外品とは、厚生労働省に認可された効果・効能のある成分が一定の濃度で配合されており、医薬品ではないものの、医薬品に準ずるものです。病気や怪我の治療というよりは、予防を目的としています。

ちなみに、『薬用』というのは医薬部外品のみ認められた表示です。つまり、薬用と記載された育毛剤は医薬部外品であるということがわかります。

市販の女性用育毛剤を使うメリットは?

医療機関で治療を受けるのは敷居が高いと感じる人もいるのではないでしょうか。市販の育毛剤ならもっと気軽に使うことができそうです。

市販の育毛剤を使う場合、どんなメリットがあるのでしょうか?

① 治療費を抑えることができる

薄毛治療は保険適用外ですので、治療費はどうしても高額になりがち。医療機関に通うとなると、治療費だけでなく交通費などもかかります。なかなか治療に踏み切れないという人もいるのでは?

市販の育毛剤なら病院の治療費に比べて価格も手頃ですし、診察料などもかかりません。お財布への負担が少ないので、無理なく育毛治療を続けていくことができます。

② 自宅で治療できる

市販の育毛剤なら、病院に通うことなく自宅で育毛ケアができます。お仕事や育児で忙しく、定期的に病院に通うことが難しいという人にとっては嬉しいメリットですよね。

育毛外来に通う時間的余裕がない人、近所に女性専用の育毛外来がないという人でも、気軽に育毛ケアをすることができます。

③ 好きなペースで治療ができる

毎月予約を入れて病院に通うというのは意外に大変です。治療のために休日が1日潰れてしまうということも。

市販の育毛剤を使用すれば、自分の好きなペースで治療することができ、やめたいときにいつでもやめることができます。

④ やめても急激に抜け毛が増えることはない

医療機関で処方される育毛剤にはミノキシジルのような強力な育毛成分が配合されています。このような強力な成分は育毛効果があらわれるのも早いのですが、その反面、育毛剤の使用をやめると再び抜け毛が増え始める恐れがあります。

市販の育毛剤には、医療機関で使われるような強力な成分は配合されておらず、毛根に栄養を与えたり、頭皮の血行を良くすることで元々持っている育毛力をサポートするものです。そのため、育毛剤の使用をストップさせても急激に抜け毛が増えるという心配はありません。

症状に気付いたら、早めの対処が大切!

育毛外来の治療薬と市販の育毛剤はそれぞれにメリットがあります。どの方法を利用するにしても、症状に気付いたら早めの対処を行うことが大切です。

崩れてしまったヘアサイクルを正常化するためには、対策が早ければ早いほど回復しやすいといわれています。

ご自身に合った方法をうまく使い分けて、頭皮の健康とアンチエイジングを維持していきましょう。

女性用育毛剤&育毛サプリ 人気ランキング

どの育毛剤を選ぶか迷ったら、信頼の置けるレビューサイトなどの口コミ評価をチェックしてみるのも一つの方法。

当サイトでも、女性用育毛剤や男女兼用育毛剤などを実際に使用し、 育毛成分、使い心地、コスパなど様々な項目について詳細にレビュー評価を行なっています。

ぜひ育毛剤選びの参考にしてみてください。

女性の薄毛研究所では、女性の美容やヘアケアに役立つ情報を発信しています。
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