コーヒーの飲み過ぎでハゲるという説は本当?カフェインの作用とは

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コーヒーを飲むとハゲるという説を耳にすることがあります。コーヒーは嗜好品ですから、毎日何杯も飲んでいるという人も多いことでしょう。

香り高いコーヒーを嗜むのは至極の時間。その芳しい香りを嗅ぐだけでリラックス効果を得られるとの報告もあります。コーヒーを飲みながら考えると、抜群のアイディアが浮かぶこともありますね。

あの味と香りが大好きな人にとっては欠かせないコーヒーですが、薄毛に関係しているというのは事実なのでしょうか?もし事実であれば、飲み続けても良いものか心配ですよね。

そこで、今回はコーヒーの飲み過ぎでハゲるという説が本当なのか、検証してみたいと思います。

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コーヒーに含まれる主な成分

コーヒーには300種類以上の成分が含まれるとも言われていますが、そのうちの主な成分は以下の通りです。

コーヒーの主成分

タンパク質、アミノ酸、脂質、多糖類、ポリフェノール、カフェイン、トリゴネン、タンニン、ニコチン酸、ポリフェノール、ミネラルなど

コーヒーには身体に良い成分が豊富に含まれており、古には霊薬として用いられたこともあったのだとか。

では、コーヒーの代表的な成分である『カフェイン』と『ポリフェノール』について、詳しく見ていきましょう。

カフェイン

コーヒーの成分と聞いて真っ先に思い浮かべるのが、カフェインではないでしょうか?

カフェインは、コーヒー200ml(マグカップ1杯分)につき、約120mlが含まれています。

カフェインの作用

  • 眠気を覚ます
  • 記憶力・集中力の向上
  • 解熱鎮静作用
  • 胃酸の分泌を促進させる
  • 利尿作用
  • 強心作用
  • 脂肪分解酵素の活性化

カフェインの効果・作用としては、覚醒作用が有名です。そのほかにも、大脳への興奮作用を促し、集中力や記憶力を高め、作業能率を向上させます。ほかにも解熱鎮静作用、利尿作用などが挙げられます。

カフェインにはリパーゼという消化酵素の働きを活発にする作用があります。リパーゼは脂肪を分解するため、有酸素運動の前に飲むことでダイエット効果も期待されています。

ポリフェノール(クロロゲン酸)

コーヒー独特の味や香り、色素を作り出している成分がポリフェノールです。ポリフェノールには様々な種類がありますが、コーヒーに含まれているものは主にクロロゲン酸です。

ポリフェノールは、コーヒー200ml(マグカップ1杯分)につき、約400mgが含まれています。

ポリフェノールの作用

  • 抗酸化作用
  • 抗ガン作用
  • 抗菌・抗ウイルス作用
  • ダイエット効果
  • 肥満抑制

ポリフェノールの効果としては、抗酸化作用、抗がん作用、抗菌・抗ウイルス作用などが挙げられます。動脈硬化や糖尿病予防にも効果が期待されています。

コーヒーの成分でハゲになるのは本当?

では、本題に入りましょう。コーヒーに含まれる成分でハゲるという説は本当なのでしょうか?この説の根拠についてご説明します。

① カフェインを摂りすぎると不眠になる可能性

カフェインには覚醒作用があり、眠気覚ましに利用されることも多いです。朝起きて1杯のコーヒーを飲むと、パッと目が覚めたような爽快な気分になりますね。

その反面、コーヒーを飲みすぎるとカフェインの過剰摂取となり、興奮状態になってなかなか寝付けなくなったり、不眠の症状が出ることがあります。眠りが浅くなり、睡眠障害になるケースも。

髪の成長と睡眠には深い関係があります。髪の毛を成長させる成長ホルモンは睡眠中に分泌されます。そのため、睡眠不足の状態が長引くと成長ホルモンの分泌が低下し、抜け毛の増加につながることがあります。徹夜をすると抜け毛がいつもより増えるのもそのためです。

② カフェインの作用でアデノシンが抑制される

アデノシンは核酸の一種で、DNAの遺伝情報や、エネルギー輸送に関係している成分です。発毛にも関わっており、発毛因子FGF-7を生成します。

発毛を促進カフェインを過剰摂取すると、その覚醒作用により、アデノシンの働きが抑制されてしまいます。すると、発毛因子の生成が減少するため、新しく生える毛が減少してしまいます。

③ タンニンの作用で亜鉛の吸収率が低下する

コーヒーに含まれているタンニンには、亜鉛の吸収率を下げる作用があります。

亜鉛は、髪の毛を作るときに必要不可欠となるミネラルで、不足すると髪質悪化や細毛、白髪、抜け毛、薄毛などの症状をもたらします。

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④ 胃腸が荒れる

コーヒーは刺激物とも呼ばれ、胃酸分泌促進作用があります。そのため、飲みすぎると胃酸過多になり、胃が荒れやすくなります。消化吸収が悪化して栄養不足に陥ると、髪の毛に必要な栄養が不足するため、抜け毛の増加につながります。

④ 缶コーヒーは糖分の摂りすぎ

コーヒーは砂糖入りの缶コーヒーを好んで飲んでいる方も多いのではないでしょうか?缶コーヒーには大量の砂糖が含まれているため、糖分を過剰摂取している可能性があります。

糖分の摂りすぎは、頭皮環境を悪化させたり、皮脂分泌を増やす恐れがあります。また、頭皮の血行が悪化するため、抜け毛が増加し、薄毛になる可能性があります。糖分の摂り過ぎには注意しましょう。

コーヒーは育毛に良いという報告も

前章までは、コーヒーの成分でハゲる説について見てきましたが、ここからは逆に育毛に良い説について見ていきましょう。

カフェインがテストステロンを抑制する

ハゲや薄毛の原因は、男女ともに、男性ホルモンであるテストステロンが、還元酵素5αリダクターゼによってさらに強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変わることが主な原因です。DHTは毛母細胞の働きを低下させる作用があることから、DHTが増えると薄毛が促進してしまいます。

テストステロンや女性にも分泌されているもので、びまん性脱毛症(FAGA)の発症にも関わりがあると言われています。

カフェインには、DHTに変換される前のテストステロンを抑制する作用があるため、薄毛予防につながるという報告もあります。

カフェインの血行促進効果

カフェインには、血管拡張作用により血行促進効果があるとされています。薄毛の原因の一つが頭皮の血行不良ですので、血行促進効果が得られれば、髪に必要な栄養を行き渡らせることができ、薄毛の予防改善に役立つことが期待できます。

クロロゲン酸の抗酸化作用

コーヒーにはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が含まれています。クロロゲン酸には、抗酸化作用があるため、頭皮のエイジングケアに役立つことが期待できます。

コーヒーは適度な量を楽しんで!

コーヒーは薬に使用された時代もあることから、適量を嗜むのであれば身体に悪いものではありません。カフェインやクロロゲン酸などの成分も、適量であれば身体に良い影響を与えてくれます。

しかし、摂取しすぎるとカフェインの作用により胃酸過多に陥ったり、睡眠不足の症状が出てしまう恐れもあります。また、亜鉛や鉄の吸収を妨げる作用もあるため、ミネラル不足に陥る可能性もあります。

コーヒーの飲み過ぎでハゲるという説はすべての人に当てはまるものではありませんが、カフェインの過剰摂取は身体に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。

コーヒーを飲むなら、1日1〜2杯程度に抑えたり、多く飲む場合には薄めに抽出するなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか?

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