30代女性に多い薄毛の原因と育毛のための対策 びまん性脱毛症の恐れも

鏡と女性

最近、女性の薄毛が様々なメディアで取り上げられることが増えてきました。特にお悩みの声が大きくなってきているのが、30代女性の薄毛問題です。

30代というのはまだ年齢的にも若く、美容面でも健康面でも充実しているはずの年齢層のはず。それなのに、抜け毛が急に増えてきたり、髪の毛が細くなることで、髪がボリュームダウンしてしまうことがあります。

このページでは、30代女性の薄毛の原因と対策について解説します。

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30代女性に多い薄毛の原因とは?

30代女性の薄毛には、特有の原因が考えられます。原因を取り除き、適切に対処することで薄毛を改善していきましょう。

ストレス

30代といえば、人生で最も充実する時期といっても過言ではありません。仕事をしている女性なら、責任ある立場につき、上司と部下の間で忙しい毎日を送っているかもしれません。また、ご家庭を持っている方なら、家事や育児でめまぐるしい日々を送っているかもしれません。このように忙しい毎日を送っていると、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまいます。

ストレスというのは、精神的な要因だけでなく、肉体的な要因からも蓄積されていきます。疲労や睡眠不足、運動不足などでストレスが溜まっていくことも。

ストレスが身体に悪影響を与えることは周知の事実ですが、髪の毛は最も影響を受けやすい部位の一つです。ストレスを受けると、Tリンパ球という免疫細胞の一種が毛母細胞を攻撃し、髪の毛が抜けてしまうという報告があります。

また、ストレスにより自律神経が乱れると、抹消血管に血液が行き届かなくなります。毛根にある毛母細胞は、毛細血管から栄養を受け取っているため、血流が悪くなると栄養不足に陥ります。

このように、ストレス状態が続くと抜け毛が増え、新しい髪の毛は成長しにくくなるため、結果的に薄毛につながってしまいます。

妊娠・出産

厚生労働省が発表した2016年の人口動態調査によれば、初めて出産する人の平均年齢は30.7歳なのだそう。女性の社会進出が進むにつれて、初出産の年齢は年々上がり続けています。

30代で出産を迎える人が増えるにつれ、出産後に大量の抜け毛が発生し、 薄毛になってしまうというお悩みを耳にする機会も増えてきました。

では、なぜ出産によって抜け毛が増加してしまうのでしょうか?その原因は、女性ホルモンの分泌にあります。

妊娠中は、お腹の中で赤ちゃんを育てるために、女性ホルモンが多く分泌されています。女性ホルモンの中でもエストロゲンは美容に良い働きを持っており、髪質を良くしたり、髪を太くする作用があります。そのため、妊娠中には髪の成長期が長くなり、髪の量も少し増えます。

しかし、出産後には急激にエストロゲンの分泌が減少するため、一気に抜け毛が増えてしまいます。通常は、抜け毛は一時的なものですので数ヶ月でおさまります。しかし、半年以上経っても抜け毛がおさまらない場合には注意が必要です。

詳しくは、産後の抜け毛が止まらない原因は?いつからいつまで続くの?をご覧ください。

ミネラル不足

女性に多いミネラル不足も薄毛の大きな原因となります。亜鉛、鉄分、銅などのミネラルは、髪の毛を作る際に必要となる成分です。これらのミネラルが不足することで欠乏症を引き起こします。

欠乏症の症状の中には、毛髪が抜ける・白髪が生える・髪質が悪化する・髪が細くなるといったものがあります。そのほかにも倦怠感や抑うつなど身体と精神に様々な悪影響をもたらします。

産後の女性は赤ちゃんに授乳することで体内からミネラルが消費されるため、ミネラル不足に陥りやすいと言われています。

ミネラルは食品から摂取するのが望ましいのですが、難しい場合にはサプリメントを利用するのも一つの方法です。

貧血

ミネラル不足で髪が抜けることはご説明した通りですが、身体の中の鉄分量が少なくなると、鉄欠乏性貧血を引き起こします。

貧血は、血液が薄くなり、ヘモグロビンが減少することで引き起こされます。ヘモグロビンは赤血球の主な抗生物質であり、酸素を身体全体に届ける役割があります。しかし、ヘモグロビンが減少すると、臓器や身体の組織に酸素が行き渡らなくなり、めまいや倦怠感、吐き気、頭痛などの症状があらわれます。

鉄欠乏性貧血も、女性に多い薄毛の原因の一つであることが報告されています。

詳しくは、鉄分不足で髪が抜ける!鉄欠乏性貧血による女性の薄毛 原因と対策をご覧ください。

シャンプーの影響

刺激の強いシャンプーを使い続けてはいませんか?毎日使っているシャンプーも、頭皮に影響しています。

市販のシャンプーには、強い洗浄力を持つ石油系の合成界面活性剤が含まれているものが多く、年齢を重ねた頭皮にはダメージをもたらす場合があります。

安価なシャンプーに多く使用されているラウリル硫酸ナトリウムという成分は、非常に洗浄力が強く、頭皮の乾燥を促進したり、皮膚に刺激を与えるため、できるだけ避けた方が良いでしょう。

頭皮環境の悪化によって抜け毛の増加や脱毛症を引き起こすこともあるので、シャンプーは刺激の弱いアミノ酸系のものを選ぶのがおすすめです。

ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Naなどの合成界面活性剤が頭皮に与える危険性

ヘアカラー剤や白髪染めの影響

ヘアカラー剤や白髪染めに含まれる成分の中には、アレルギーを引き起こすものがあります。特に問題が報告されているのが、パラフェニレンジアミン(PPD)という合成化学染料です。白髪染めを行なった後に皮膚の炎症や顔の腫れ、嘔吐などを引き起こすケースが多く、消費者庁が注意を呼びかけています。

このジアミンという成分は、市販のヘアカラー剤や白髪染めだけでなく、サロンや美容室で使われているものにも含まれています。一度でもジアミンアレルギーを引き起こしたことのある人はジアミン入りのヘアカラー剤を使用することはできませんので注意が必要です。

ジアミンアレルギーの症状と対策 白髪染めで髪のボリュームが減っていませんか?

ホルモンバランスの崩れ

30代になると女性ホルモンの分泌量が減り始めます。これまで快適だった身体の状態が疲れやすくなったり、体力に衰えを感じたりと様々な問題が出てくる年齢でもあります。

女性ホルモンの分泌が減ると、生理不順や月経痛、PMSなどの症状が出やすくなります。また、ホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンの影響力が増すことによって、女性でも薄毛の症状があらわれます。

ホルモンバランスの崩れは加齢によるものだけでなく、ストレスや生活習慣の乱れ、ダイエット、栄養不足などによっても生じます。規則正しい生活を送り、健康的な食事をとることが大切です。

30代女性の薄毛は『びまん性脱毛症』の可能性あり

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びまん性脱毛症は、主に女性が発症する脱毛症です。びまん性脱毛症のもっとも大きな原因の一つが、女性ホルモンが減少することで生じるホルモンバランスの崩れです。

30代女性の場合、ストレスや出産、栄養不足、ダイエット、不規則な生活などでホルモンバランスを崩しやすく、若くして薄毛の症状に悩まされる人が増えています。

また、運動不足や冷え性などで血行不良に陥っている場合もあります。全身の血流が悪くなると、毛細血管の隅々にまで血液が行き届かなくなり、毛根に栄養が運ばれにくくなります。

薄毛というと、髪の毛の量が少なくなることだと考えられがちですが、実際には、髪の太さも関係しています。髪の直径が半分になった場合、髪の断面の面積は4分の1に減ってしまいます。髪の量が変わらなくても、髪が細くなることで髪全体のボリュームが失われてしまうのです。

びまん性脱毛症の症状が進むと、髪の成長期が短くなるため、細い髪の毛ばかりが残るようになります。症状が進行する前に、できるだけ早く治療を始めることが大切です。

びまん性脱毛症の改善や病院での治療法については、以下の記事をご覧ください。

びまん性脱毛症(FAGA、女性男性型脱毛症)とは?症状と原因、治療法について

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