プロテインに育毛効果があるって本当?女性の薄毛も改善できる?

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プロテインには育毛効果があるとか、プロテインは髪にいいなどの噂を耳にしますが、本当なのでしょうか?

『本当に髪にいいなら、薄毛も改善できるのでは?』と考えてしまいがちですが、プロテインを摂取しただけでは女性の薄毛を改善することは難しいというのが実情です。

このページでは、プロテインが髪の毛にいいと言われる理由と、プロテインの摂取だけでは女性の薄毛を改善できない理由について詳しく解説します。

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プロテインが髪にいいと言われる理由とは

プロテインが髪にいいというのは本当です。プロテインとは、ずばり『たんぱく質』のこと。髪の毛の主成分はたんぱく質ですので、プロテインを摂取することで、髪の毛にハリやコシを与えたり、健康的な髪の毛を維持することができると考えられます。

たんぱく質は摂取量が不足しがちな栄養素の一つです。特に女性はダイエットや偏食などの理由からたんぱく質不足に陥っている人が多い傾向にあります。また、年齢を重ねると、胃腸が弱まり、栄養の吸収率が下がりますので、必要な摂取量を満たせないケースもあります。

髪の毛を構成するたんぱく質とは?

たんぱく質は、20種類ものアミノ酸が結合してできており、様々な種類があります。身体を作るアミノ酸と、髪の毛を作るアミノ酸は異なりますので、髪の健康維持のためには髪の毛を作るアミノ酸を積極的に摂取していくことが大切です。

髪の毛は、90%以上がケラチンというたんぱく質で構成されています。食べ物に含まれるたんぱく質を摂取すると、一旦体内でアミノ酸に分解され、その後ケラチンに再合成されます。

ケラチンを構成するアミノ酸は18種類あります。

シスチン・グルタミン酸・ロイシン・アルギニン・セリン・スレオニン・アルパラギン酸・グリシン・バリン・アラニン・フェニルアラニン・イソロイシン・チロシン・リジン・ヒスチジン・メチオニン・トリプトファン・ヒドロキシプリン

この中で、ケラチンに最も多く含まれるアミノ酸がシスチンです。シスチンが多いほど、太くてハリやコシのある丈夫な髪の毛になります。シスチンは牛肉、レバー、クロマグロの赤身、鰹、たらこなどの動物性食品に多く含まれています。

また、シスチンは18種類のアミノ酸の中のメチオニンからも合成されますが、メチオニンは体内で作ることのできない必須アミノ酸ですので、食事から摂取していく必要があります。

たんぱく質不足に陥る人の多くは肉や魚などの動物性食品を避ける傾向があります。その場合にはサプリメントを利用するなどして、栄養不足に陥らないように注意する必要があります。

髪にいい栄養素は?

髪の毛の原料であるたんぱく質を十分に摂取しなければ、髪の毛は細く痩せていき、抜け落ちてしまいます。たんぱく質を構成する必須アミノ酸、亜鉛や鉄分などのミネラル、ビタミンをバランス良く摂取していきましょう。

ただし、糖質の摂り過ぎは毛根の細胞の老化を促進し、頭皮環境の悪化を招きます。甘いものはできるだけ控えるようにしましょう。

詳しくは、髪にいい食べ物10選 美しく健康的な髪を育てるために必要な栄養成分とは?をご参照ください。

女性がプロテインを摂取するとどんな効果があるの?

プロテインを摂取することで女性にとっては嬉しい効果をもたらす可能性もあります。女性が摂取すると効果的なのがソイプロテインです。

ソイプロテインは大豆プロテインとも呼ばれ、大豆が原料となっています。これに含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンに構造が似ており、エストロゲンと同様の働きをすることで知られています。

エストロゲンの働きには以下のものがあります。

  • 月経を正常にする
  • 子宮・卵巣・乳房の働きを活発にする
  • 自律神経のバランスを保つ
  • 骨を丈夫にする
  • 皮膚の潤いを保ち、きめ細かくする
  • 髪のハリやコシを保つ
  • 脳の血流を増やし、記憶・認知などの脳の働きを維持する
  • 子宮内膜を増殖させる
  • コレステロールのバランスを整える

女性ホルモンは年齢とともに減少していきます。

早い人では30代前半頃からホルモンバランスの崩れによる不調を実感してくるのではないでしょうか?

大豆イソフラボンを摂取することで、年齢とともに減少するエストロゲンの働きを補い、ホルモンバランスの崩れによる様々な症状を改善する効果が期待できます。

女性の抜け毛・薄毛もホルモンバランスの乱れが大きな原因の一つといわれ、症状が進むとびまん性脱毛症(FAGA)に進行します。ソイプロテインを摂取することで、ホルモンバランスの乱れを整え、不足しがちなたんぱく質を補給することができます。その結果、髪のハリやコシを保ったり、美しい髪質を維持する効果が期待できると考えられます。

ちなみに、エストロゲンを減らす生活習慣としては、ストレス、偏食、寝不足、喫煙、運動不足、冷え性などがあります。エストロゲンの分泌を安定させるためには、健康的な生活を送り、自律神経を整えることが大切です。

プロテインを摂取すれば女性の薄毛は改善する?

プロテインの摂取で髪の毛を美しく保つ効果が期待できることが分かりました。ただし、残念ながら、これだけで女性の薄毛が改善するわけではありません。

女性の薄毛の原因には様々なものがあり、それぞれの原因が互いに複雑に絡み合っています。そのため、プロテインを摂取しただけでは、それらの原因全てを解決することはできないのです。

女性の薄毛の原因とは?

  • ホルモンバランスの崩れ
  • 頭皮の血行不良
  • ストレス
  • 栄養不足
  • 睡眠不足
  • 新陳代謝の低下
  • 肩こりや眼精疲労
  • 自律神経の乱れ

上記のように、女性の薄毛にはいくつもの原因があります。それに対し、プロテインの摂取は『たんぱく質を補う』というたった一つの点しか改善されません。栄養不足の中にも、たんぱく質不足、亜鉛不足、鉄分不足・・・など色々ありますから、不足している栄養素を全て摂取していく必要があります。

そして、それぞれの原因は、互いに影響し合い、複雑に絡み合っている場合も多いのです。例えば、ストレスが自律神経の乱れや頭皮の血行不良を招いているケースもありますし、ホルモンバランスの乱れがストレスを招いているケースもあります。

このように、女性の薄毛を改善するためには、様々な面から総合的に対策を行っていく必要があります。

女性の薄毛は総合的な対策が必要!

プロテインを摂取することで、髪の健康を維持することはできるでしょう。ただし、プロテインの摂取が直接的に薄毛を改善するわけではないことに注意が必要です。

しかし、直接育毛につながるわけではなくても、不足した栄養を補うという点では健康的な身体に一歩近づきます。そして、こういった健康意識を常に持ち続けることが、体質改善にもつながっていきます。

薄毛の改善には育毛剤の使用や育毛外来での治療が必要ですが、これと合わせてプロテインを摂取することで、より髪の毛に栄養が届きやすくなります。また、プロテインの吸収を高めるミネラルや各種ビタミンも同時に摂取するとさらに理想的です。

摂取した栄養素をしっかりと毛根に届けるために、胃腸の働きを良くすることも大切。適度な運動と十分な睡眠、ストレスの解消など、健康的で規則正しい生活を送ることが心と身体の健康維持に役立ち、髪の健康回復にもつながります。

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