10代で白髪が生える原因は遺伝?それとも病気?治療法は?

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白髪といえば、老化の象徴とも言われるもの。10代前後の若い年齢で白髪が生えると、どうしても同年代の中では目立ってしまいます。本人が恥ずかしいと感じたり、他人との違いに悩むあまり、日常生活を送ることすら困難になってしまうことも。

10代で白髪になる場合、遺伝の可能性もありますが、栄養不足や病気などの恐れもあります。単なる見た目の問題だと決めつけずに、しっかりと対処することが大切です。

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10代で白髪が生える主な原因

10代といえば成長期。これから身体がどんどん成長して大人の体型に変化していく時期ですから、新陳代謝が活発で、細胞も若いはずです。

白髪が生えるには若すぎる年齢だと感じてしまいがちですが、実は、10代の白髪はそれほど珍しいことではありません。

10代で白髪が生える原因としては、主に遺伝やストレス、ダイエットの他、スポーツトレーニングや身体の成長による鉄分不足も挙げられます。

遺伝

若い年齢にもかかわらず白髪が生える大きな原因の一つは遺伝です。特に病気や体調不良が見られるわけでもないのに、10代のうちから白髪が多く生える人もいます。

若白髪が生える人は、両親のうちどちらか、もしくは二人とも白髪が生えやすい遺伝子を持っている可能性があります。

ただし、若白髪が全て遺伝によるものとは限りません。一緒に暮らしている家族は同じような食生活を送っていますので、白髪になりやすい生活習慣がないか改めて確認してみることも必要です。

若白髪になりやすい遺伝子を持っていたとしても、日々の生活習慣を改善することで、ある程度は予防することが可能であると言われています。

ダイエットや偏食

白髪が生える原因に栄養不足があります。近年、行き過ぎたダイエットによって栄養不足に陥る若い女性が増えています。

健康的な黒髪を作るためには、材料となるたんぱく質や、亜鉛・鉄分・銅などのミネラルが必要です。食事制限を行うと髪に必要な栄養素が不足してしまうため、細い髪の毛や白髪が生えてきたり、抜け毛が増加してしまいます。

お菓子ばかり食べたり、野菜しか食べない・肉しか食べないなどの極端な偏食も白髪や抜け毛を増やす要因です。できるだけバランスの良い食生活を心がけましょう。

白髪を予防・改善する食べ物・黒髪を増やすために必要な栄養素とは?

ストレス

強い精神的ショックやストレスによって白髪が増加することがあります。ストレスはメラニン色素を作るメラノサイトを破壊します。メラノサイトが破壊されると髪の毛に色がつけられなくなるため、白髪が増加します。

また、ストレスは交感神経を優位にします。交感神経が優位になると、筋肉が固くなり、毛細血管が収縮します。その結果、頭皮の血流が悪くなり、毛根に十分な栄養が行き届かなくなるため、白髪や抜け毛が増加します。

ストレスは髪だけでなく体調にも悪影響を及ぼし、自律神経失調症や鬱病などの病気の要因になる恐れもあります。

10代の若者は、受験や学校生活、部活動、塾、家庭などでストレスを感じやすい環境に身を置いています。また、反抗期特有のイライラや無気力などを抱え込む多感な時期でもあります。

もしストレスが溜まっていると感じたら、できるだけ心と身体を休める時間を作ったり、ストレスを発散できるようなことを見つけてみてください。心が辛いと感じたら、悪化する前に早めに心療内科でご相談ください。

鉄欠乏性貧血

女性の10人に一人が悩まされている鉄欠乏性貧血ですが、なかでも特に10代の女性が鉄分不足に陥りやすいと言われています。

10代における身体の成長は著しく、骨や筋肉の増加に伴い、血液の量も増えるため、必要となる鉄分の量も増加していきます。それに加え、月経により鉄分を失いやすいため、貧血を引き起こしやすくなるのです。

鉄欠乏性貧血は、ヘモグロビンの材料である鉄が不足することで、ヘモグロビンが作られなくなってしまうために起こる貧血です。

ヘモグロビンは赤血球の成分であり、酸素を身体の隅々にまで運ぶ働きがあります。しかし、鉄分が不足するとヘモグロビンが合成されなくなり、赤血球中のヘモグロビンが減少します。すると、身体中に酸素を運ぶことができなくなるため、酸素不足を補うために心臓や肺が過剰に働かなければならなくなります。

その結果、動機や息切れ、疲労感、めまい、頭痛、スプーン爪、白髪・抜け毛の増加などの症状を引き起こします。

スポーツ貧血

部活や職業で本格的なスポーツ活動をしている人に起こりやすいスポーツ貧血という症状があります。あまり聞き慣れない名称ですが、実は女性スポーツ選手の4〜5人に1人がスポーツ貧血を患っているという統計もあります。男女の割合では圧倒的に女性が多く、男性は女性の3分の1程度とされています。

激しいトレーニングを積んでいるスポーツ選手の多くは10代〜20代の若者ですが、スポーツ貧血を発症することによって白髪や抜け毛などの症状を引き起こします。

スポーツ貧血の多くは鉄分が不足することによる鉄欠乏性貧血ですが、溶血性貧血が起こることもあります。

鉄欠乏性貧血が起こる原因は、大量の汗をかくことと、筋肉量が増加することによるものです。汗には微量のミネラルが含まれており、当然鉄分も含まれています。大量に汗をかけば身体から鉄分が失われてしまうため、その分を補給しなければ鉄分不足に陥ってしまいます。

また、スポーツ選手はトレーニングなどで筋肉量を増やします。筋肉にも鉄分が含まれることから、筋肉量の増加はそのまま鉄分需要の増加にもつながります。そのため、鉄分が筋肉に使われると、血液中に含まれる鉄分の量が不足してしまうのです。

溶血性貧血が起こる原因は、運動時に足の裏を流れる血液の赤血球を自ら踏みつぶしていることによるものです。そのため、トレーニング量が増えれば増えるほど、赤血球を踏みつぶす量も増え、症状が重くなります。

貧血の症状を改善するためには、サプリメントなどで十分な量の鉄分を摂取する必要があります。

若白髪を抜いても大丈夫?

白髪を見つけると、つい抜いてしまうという人も多いのではないでしょうか?

白髪を抜いても、それが伝染して白髪が増えていくということはありませんが、毛根を痛める可能性があります。同じ毛穴から何度も無理やり髪を引き抜くことで、毛根がダメージを受けて萎縮し、細い髪の毛しか生えてこなくなったり、髪の毛が全く生えてこなくなる恐れもあります。

10代で白髪が生える人は、頭皮や毛根が通常よりもデリケートである可能性が高いため、あまり毛根に負担をかけるようなことは避けた方が良いでしょう。

若白髪を治療する方法はあるの?

若白髪の原因が病気の場合は、その病気を治療することで白髪が改善する場合があります。特に10代の若い患者の場合は再び黒髪に戻る可能性が比較的高いようです。

また、栄養不足や生活習慣が問題となっている場合にも、それらを改善することで髪に十分な栄養が届くようになり、黒髪が回復することもあります。

白髪を改善するための特別な治療法はありませんが、髪にいい栄養素が含まれたサプリメントを摂取したり、頭皮マッサージなどで丁寧に頭皮ケアをするのも有効です。

不規則な生活習慣や偏った食事は頭皮環境を悪化させ、白髪や抜け毛、フケ症などの原因となりますので、バランスの良い食事や規則正しい生活を心がけるようにしましょう。

白髪を予防する栄養素

黒く健康的な髪の毛を育てるためには、バランス良く栄養を摂取することが不可欠です。たんぱく質、ミネラル、ビタミンを毎日継続して摂取するようにしましょう。

黒髪に必要な栄養素

  • たんぱく質
  • 鉄分
  • 亜鉛
  • チロシン
  • ビタミンE

チロシン

髪の毛を黒くするメラニン色素は、チロシンという成分を原料として作られています。チロシンにチロシナーゼという酵素が働きかけ、段階を経てメラニン色素になります。

チロシンはチーズや納豆、鰹節、ピーナッツなどに多く含まれています。

銅は、チロシナーゼの働きを良くするために必要な栄養素です。体内で作り出すことができないため、食品から摂取する必要があります。

銅は、牛レバー・豚レバーやイカ、牡蠣、納豆に多く含まれています。

詳しくは、白髪を予防・改善する食べ物・黒髪を増やすために必要な栄養素とは?をご参照ください。

しっかりと睡眠をとる

私たちは、寝ている間に身体の疲れや病気を回復させたり、傷を修復しています。質の良い睡眠を取ることは、より健康的な身体を作っていくことにつながります。逆に、質の悪い睡眠は身体を蝕み、不健康にしていきます。

成長ホルモンは主に睡眠中に分泌されます。そのため、寝てもすぐに目が覚めてしまったり、寝ても寝足りない場合などには、成長ホルモンの分泌が減少し、髪の毛の成長にも悪影響を及ぼします。成長ホルモンが最も分泌される時間帯は夜の10時から深夜2時といわれています。その時間帯にはできるだけ眠っているようにしましょう。

どうしても寝付きが悪いという人は、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできていない可能性があります。寝る前の1時間くらいは、スマートフォンを見たり、難しい考え事をしたりするのをやめて、リラックスする時間を作りましょう。

スマホいじりはほどほどに!

睡眠不足や眼精疲労を引き起こしやすいのが、寝る前のスマートフォンいじりやパソコン作業です。スマホの明るい光を浴びることで、脳が昼間だと勘違いしてしまい、目が冴えてなかなか眠れない状態になってしまうのです。

スマホ画面のブルーライトは、眼精疲労や不眠の原因であるという指摘もあります。夜にスマホをいじるのはほどほどにして、読書などに切り替えてみてはいかがでしょうか?

10代の若白髪はどうやって染める?

若白髪はできれば染めてしまいたいという人も多いでしょう。ただ、若くして白髪が生える人はアレルギー体質であったり、免疫系の問題を抱えていることがあります。あらかじめ病院等で検査を受け、医師の了承を得てから白髪染めを行うようにしてください。

市販の白髪染め剤の多くには、アレルギーを引き起こしやすいパラフェニレンジアミン(PPD)という合成化学染料が含まれています。自宅で白髪染め剤を使用する場合は、使用する日から逆算して48時間前にパッチテストを行うようにしてください。

また、市販の白髪染めと同様に美容院やサロンの白髪染め剤にもジアミンが含まれていますので注意が必要です。

アレルギーを引き起こした場合、さらに白髪が増加する恐れもあります。皮膚がデリケートな人や、アレルギー体質の人は、合成化学染料を含まないヘアマニキュアやトリートメントタイプの白髪染めがおすすめです。

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