ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Naなどの合成界面活性剤が頭皮に与える危険性

あなたは、毎日使うシャンプーの成分について考えたことがありますか?

シャンプーに含まれる洗浄成分としては、ラウリル硫酸ナトリウムラウレス硫酸ナトリウムといった合成界面活性剤が有名です。この2つは特に刺激や毒性が強いとされ、人体に害を及ぼすのではと疑問を呈する意見もあります。

1回のシャンプーが頭皮に与える影響はほんのわずかなものかもしれません。しかし、それが毎日続いたらどうでしょうか? 数年後、数十年後は?ぜひ、長いスパンで頭皮のエイジングケアについて考えてみてください。

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ラウリル硫酸ナトリウムってどんな成分?

ラウリル硫酸ナトリウムとは、合成界面活性剤の一つで、ドデシル硫酸ナトリウムとも呼ばれます。陰イオン性界面活性剤のため、皮脂汚れやホコリなどの陽イオンのものと結びつき、洗い落とす作用があります。

ラウリル硫酸ナトリウムは、シャンプーや歯磨き粉、リキッドファンデーションなどに使用されています。

表示方法に違いはありますが、以下は全て同じ成分ですので注意が必要です。

  • ラウリル硫酸ナトリウム
  • ラウリル硫酸Na
  • ラウリル硫酸塩
  • ドデシル硫酸ナトリウム
  • ドデシル硫酸Na

なぜ多くのシャンプーで使われているの?

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現在、ラウリル硫酸ナトリウムは多くの市販のシャンプーに使われています。泡立ちがよい上にコストを安く抑えることができるため、メーカー側にとっては扱いやすい成分だからです。

ラウリル硫酸ナトリウムが広く使用されることになった背景には、水の性質の問題がありました。それまで使用されていた石鹸は、硬水では泡立ちが悪かったのです。

ところが、ラウリル硫酸ナトリウムは硬水でも軟水でも泡立ちが良く、少量でも十分な洗浄力を発揮しました。また、安価で製造することができたため、急速に使用が広まっていきました。

メリット デメリット
  • 洗浄力が強い
  • 脱脂力が強い
  • 泡立ちがいい
  • 硬水・軟水どちらも使える
  • 安価に製造できる
  • 浸透率が高い
  • 皮脂を落としすぎる
  • 肌の乾燥を促進する
  • 炎症を起こしやすい
  • 痒みが生じやすい

ラウリル硫酸ナトリウムはなぜ危険?

ラウリル硫酸ナトリウムには、コストが安く、泡立ちが良いというメリットがある反面、この成分が原因で皮膚の炎症を起こしてしまう人も多いのが実情です。一体何が危険なのでしょうか?

脱脂力・洗浄力が強い

ラウリル硫酸ナトリウムには強力な脱脂力があり、皮膚を保護するために必要な皮脂まで洗い落としてしまう恐れがあります。

皮脂が不足すると肌がむき出しになってしまうため、皮膚の乾燥が進み、痒みや炎症、フケ症などの皮膚トラブルを引き起こしやすくなります。

分子が小さく浸透性が高い

ラウリル硫酸ナトリウムは、分子が小さく、毛穴や皮膚への浸透性が高いという特徴があります。

皮膚への浸透性が高いということは、隅々まで洗浄できるというメリットがある反面、皮膚に浸透して炎症を引き起こしやすくなるというデメリットもあります。

ラウレス硫酸ナトリウムとは?

ラウリル硫酸ナトリウムと並んで危険視されているのが、ラウレス硫酸ナトリウムです。

ラウレス硫酸ナトリウムは、合成界面活性剤の一つです。ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムとも呼ばれます。

ラウリル硫酸ナトリウム同様、シャンプーや歯磨き粉などに使用される陰イオン性界面活性剤です。

ラウレス硫酸Naとラウリル硫酸Naとの違い

ラウリル硫酸ナトリウムは、分子が小さく浸透性が高いことが皮膚への刺激となり問題視されていました。そこで開発されたのがラウレス硫酸ナトリウムです。

ラウレス硫酸ナトリウムは、ラウリル硫酸ナトリウムに比べて分子が巨大化しているため、皮膚への浸透性が低くなっています。

ただし、洗浄力や脱脂力はラウリル硫酸ナトリウムと同様に強力であるため、使用すると皮脂が余分に除去され、皮膚の乾燥が進む恐れがあります。

どうしてシャンプーの洗浄力が強いと問題なの?

一体、どうしてシャンプーの洗浄力が強いと問題になるのでしょうか?

なかには、こんな風に考える方もいるかもしれません。

  • 洗浄力が強いほうが、頭皮の汚れが落ちやすいのでは?
  • 頭皮が脂っこいから洗浄力の強いシャンプーを選びたい
  • 泡立ちがいい方が洗った気になるし、スッキリする

では、想像してみてください。

洗浄力の強いキッチン用洗剤を使い、ゴム手袋を付けずに水仕事をしたら、手は一体どうなるでしょうか?

次第に皮膚が乾燥していき、指にあかぎれができ、皺が刻まれていくでしょう。

ゴム手袋を付けて水仕事をした場合と比べて、どちらが皮膚の若さを維持できるでしょうか? はたして、5年後、10年後にはどうなっているのでしょうか?

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乾燥した皮膚は急速に老化への道をたどります。

これと同じことが頭皮にも言えます。洗浄力の強い合成界面活性剤を使うことで、頭皮に必要な脂分や水分は失われていきます。頭皮の弾力はなくなり、毛根はやせ細り、老化していきます。

痩せた畑からは立派な作物は育ちません。頭皮が痩せれば、太く健康な髪の毛は生えなくなり、次第にボリュームダウンしてしまうかもしれません。

シャンプーは毎日使うものだからこそ、成分によっては頭皮や髪に悪影響を及ぼす可能性があります。たとえ1回の影響は少なかったとしても、ダメージは毎日少しずつ蓄積されていくのです。

シャンプー成分が様々な症状を引き起こすことも・・・。

同じ成分でも体質によって症状が出る人と出ない人がいます。シャンプーによって引き起こされる症状の中には、痒みやかぶれ、肌荒れ、フケ症などが報告されています。それだけではありません。たった数回の使用で大量の抜け毛が発生したというケースもあるのです。

皮膚がデリケートな人やアレルギーを起こしやすい人は、シャンプーに含まれる成分に体内の免疫系が反応し、突然髪の毛が抜けることがあります。

異常が出た場合、すぐに使用をやめる

使用中のシャンプーにより髪や頭皮に異常があらわれた場合は、もったいないからといって使い続けたりせず、すぐに使用をやめてください。頭皮になんらかの炎症やアレルギーを引き起こしている可能性があります。

はじめのうちは痒みだけで済んでいる場合でも、使い続けるうちに症状が悪化する恐れもあります。

シャンプーを選ぶ際は成分を確認する

初めてシャンプーを選ぶとき、CMや広告のイメージで判断してしまいがちです。

しかし、市販のシャンプーのほとんどに石油由来の高級アルコール系洗浄成分が使われており、『保湿』や『ソフトな洗浄力』などを謳った商品でも洗浄力が強い成分が含まれているケースがあります。

シャンプーを選ぶ際には、成分表示をしっかりと確認しておくことが大切です。

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